ともに人気車種。貴方ならどっちにしますか?

更新日:2021年8月19日

コンセプトが近いバイクは比較的ジオメトリー(*フレーム設計)も近くなりがち。

似て非なるモノとはよく言うけど、比べると本当によく似ているバイクを比較してみます。




共にラグをドロップアウトに持つデザイン。共に650Bのホイールがインストール。







幅広めのドロップバー。クロモリ特有の細いシルエット。

650Bでも700Cでも、どちらも使えるオンロードでロードバイク、少しガレた道も走破出来るグラベルバイクとも言い換えられる訳です。細かい仕様で恐縮だけど、ブレーキの仕様はフラットマウントで、共に12㎜スルーアクスル。ベンドフォークも同一のモノ。ダボ穴の数や場所も酷似しているから皆さん悩むでしょうね。この2台は。


皆さんが同じように見えるこの2台の差は何か?コンポーネントがフロントシングルとダブル、リアの変速が10速か11速か。それは見て取れる部分ですが、僕が先述した通りの近くなりがちなジオメトリー(*フレーム設計)に注目して深掘りしてみました。





一つはヘッドチューブの形状

ヘッドチューブはバイクの印象を大きく変えるフレームパーツです。

MidnightSpecialはクロモリフレームでは太めの44㎜のヘッドチューブが標準装備。SpeceHorseGRX*discはそれよりもひと廻り細身の34㎜オーバーサイズヘッドチューブ。


前者は後者に比べるとロードバイク特性を持たすためにチェーンステイが15㎜短く、後ろ三角が小さい為、キビキビした印象の乗り味を持つでしょう。*あくまでも2台の対比ですよ


その為、カーボンフォークで更にキビキビ走らせられる拡張性をヘッドチューブに持たせています。SpeceHorseGRX*discはツーリングバイク的なゆったり長い距離を走りやすくできています。細身のシルエットが好きという、見た目から来る所有欲のモチベーションも大事ですよね。




大きな違いはBB下がり幅の違いです。

BBが下がれば下がるほど荒れた路面ではコーナーリング性能が向上し曲がりやすくなります。SpeceHorseGRX*discはBB Drop75㎜下がっているのでMidnightSpecial BB Drop65㎜に比べると下りの安定感が段違いに向上しているんです。たかが10㎜と侮ることなかれ。BB Dropの10㎜の差はモノ凄く大きいんですよ。


ダートでの下りを経験した事がある人の中で、ご友人と一緒に下っていたとします。スピードが乗ってくる下り勾配でご友人はスピードを保ち綺麗に曲がれているけど、ご自身はガタガタするダートとバイクを倒すとタイヤがグリップを失いそうで上手くスピードをキープできないために減速を余儀なくされる。こんなシチュエーションに心当たりがある方はBB Dropを少しだけ意識すると”あれ?俺上手くなったかも”って錯覚してしまうぐらいのスピード域の攻略と体感を得る事が出来ますよ。






両社のバイクも乗り込んで行き、1日だけのライドなら大きな差には感じない程度の事ですが、お休みを使ってロングライドの計画が在る方は是非参考にして頂けましたら幸甚です。


僕たちが扱っているブランドSURLYALL-CITYは毎年モデルチェンジをしない稀有なブランドです。色やコンポが少し変わっているだけではなく、偶に行うモデルチェンジには必ず意味がありますので、それに気が付いて頂くのが僕たちの仕事だったりします。


僕の勝手な位置づけをすれば

MidnightSpecialはやっぱりロードバイク由来で少し荒れた路面も行けるバイク。

SpeceHorseGRX*discはダートや下りで安定感のあるバイク。そしてツーリング車としてもおススメできる。でもゼロスタートを繰り返す街乗りにはチェーンステイの15㎜短いMidnightSpecialに軍配。



見て比べてみたいですよね。今でしたら両方とも在庫がございますので是非お問い合わせください。

 

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