自転車ヨコハマ百景〜5.USSシーメンスクラブ

快晴の横浜からこんにちは!ちゅなどんです。


街路樹の木陰に身を寄せて信号待ちをするようになったら夏、と長年申しておりますが、空の色の淡さが「夏はまだ」だと言っています。確かに気温はすっかり真夏のそれになってきましたが、夏認定はそれだけじゃない。これから走りながらいろんな夏を見つけていきましょう。

今日の目的地は本牧。古きよきヨコハマのムードがむんむんする場所へお連れします。

場所は本牧。山下公園からまっすぐ本牧方面へ向かって公団のマンション群を過ぎると小湊橋の交差点を左へ曲がった途端、今さっきまであった人の息遣いというか生活の気配は霧散し、ある意味無機質な別世界へ飛び込んだように空気が変わります。この道が向かうのは本牧埠頭B突堤。この空気感の変化を感じられるのは自転車ならでは。五感にビンビンくるやつ、キャッチしてください。



USSシーメンスクラブ。

ご存じですか?こちら、世界の港に7ヶ所、日本国内には沖縄とここ横浜の2ヶ所しかない船乗りのための憩いの場として1942年に設立された団体の施設です。かつては世界から横浜へやってきた船乗りがここで両替をし、食事をとり、酒を酌み交わし遊びに興じたのでしょうね。

あぶない刑事が大好きで、劇中で描かれる薄暗く事件の匂いしかしないヨコハマに恋した幼少のちゅなどん。イセザキモールや福富町、野毛のあたりに残る雑居ビルが大好物なのは全くあぶ刑事の影響でしかなく、今でもあの辺りを散策してはタカとユージの影を追う私。この本牧エリアにも当時撮影に使われたスポットがまだ少し残されています。



この薄暗くて、古びた匂いがしていて少し怪しくて、けど懐かしくも感じる空気感に惹かれ、それこそ「怖いもの見たさ」で足を運んだのが20年くらい前のこと。そのときすでに古かったこの建物はそこからさらに時を経てはいるけれど、久しぶりに訪れてみたら「あぁ変わってない」な。



やれた感じのボックス席の合皮のソファ、色褪せたのか薄汚れたのかは定かではないUNITED SEAMEN`S SERVICEのフラッグ、日中でも薄暗いプールバー、謎の演台…そのどれからも放たれる独特のムードの渦に身を預けて選ぶメニューはシーメンスカレー、これが一つの様式美である。


ランチは他にも複数用意されています(月〜金)。この日の日替わりは『チキン唐揚げ 鮭のムニエル添え」とあります。どっちもメインを張れそうなのに、盛り合わせなんだ…(980円)

ご飯、スープ、コーヒーはお好きにどうぞ、とセルフサービス。定食を選べば、ご飯たくさん食べたいボーイズはかなりお得なんじゃないかな。



歴史を感じるUSSのロゴが愛らしいコーヒーカップ。


広いホールにわたしひとりがスマホ片手にカレーを食べたり写真を撮ったりするだけの時間が静かに流れていきます。人は皆孤独である。そんなことを思ったり思わなかったりするんですが、個人的にはずっと熱いスポットなんですここ。

この場所の灯火は消したくないな、なんていつも思っているものですから今日はぜひみなさんにも足を運んでいただきたいと思って自転車ヨコハマ百景の一つに挙げさせていただきました。


入りづらいかもしれないけど、怖いもの見たさ、って大事だよ。

だいじょうぶ、ほら、怖くない。(風の谷のナウシカより)


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