
Chris King / クリスキングのヘッドセットをご紹介します!
ヘッドパーツの規格はとても複雑で多岐に渡りますが、Chris Kingはその多くをカバーしてくれています。
今回はその一部をご紹介してまいります。

まずは、Chris Kingのスタンダードモデルとも言えるNo Thread Set。
1 1/8、またはオーバーサイズと呼ばれる規格のものはスティール製のロードバイクや、少し前のMTBに付いていました。 SURLYのフレームにはこの規格が取り付けられるフレームが多く、今でもよく使われています。 1インチサイズのものもあり、競輪のフレームに使われることがありますが、他ではほとんど使う機会がありません。

チタンで出来たモデルも存在しました。

続いては、2Nut。 オーバーサイズ規格は昔のMTBなどに使われていました。


1インチの2NutはSteel Eraでよく使っていましたが、現在廃盤となっており、代わりにGripNutというChris King独自の機構を備えた後継モデルがお使いいただけます。
GripNutについてはYouTubeの方でもう少し詳しく説明しています。


お次はInsetシリーズ。Inset1~9まであります(1,3,4,9は廃盤)。
上下44mmのヘッドチューブを持つフレームに適合します。
フォークコラムの上側(ステムやスペーサーを通す部分)はだいたい1 1/8で統一されていますが、最近のカーボンフォークは下側がテーパードしているものがほとんど。
Inset8は台湾製MUDMANに、下側が1 1/4サイズにテーパードしているフォーク、例えばENVE / Allroad(GRD) Forkをインストールするときに使います。
Inset7は下ワンが1 1/2サイズに大径化しており、現代のMTBやグラベルロードなどに使われます。 1.5(ワンポイントファイブ)とも呼ばれる規格です。
台湾製MUDMANに下側が1 1/2にテーパードしているENVE / G-Forkをインストールしたり、Electric Queenのヘッドパーツ交換の際に使います。


続いてはNoThreadSet Tapered。
フォークコラムだけでなく、ヘッドチューブそのものがテーパードしているフレームには、Insetシリーズは使えません。
このモデルは、冒頭にご紹介したNoThreadSetがテーパードヘッドチューブに対応したものです。 上ワン側はNoThreadSetと同じですが、下ワン側はInsetのものが付いています。


NoThreadSet TaperedはSvecluck / MUDMANやGroundなどに適合します。
DropSetという、カーボンフレームなどに対応した、圧入する必要がないモデルもあります。 DropSetが適合するフレームに関しては、現物合わせで対応させていただくことが多いです。
Chris Kingのプロダクトは、どちらかといえば軽量さよりも耐久性を重視した作りをしています。
豊富な製品ラインナップと充実したカラーバリエーション。 そしてなにより所有欲を満たしてくれるこの唯一無二のフォルムに、みんなが憧れる魅力があると思います。
弊社WEBストアからご注文いただけます(一部製品はお取り寄せとなります)。
http://starfuckers.shop-pro.jp/?mode=srh&sort=n&keyword=Chris+king
YouTubeチャンネル:Above Bike Visionsにてさらに詳しくご紹介しておりますので、こちらもご覧ください。